料理にとって大切なことの巻
最近 思うこと。
料理が上手くなるには 技術はもちろん大切なんだろうけど、それ以前に食材や調理器具、食べる人への気持ちが一番大切なんだろうなと思います。
野菜を優しく洗い、新鮮なうちに無駄なく使ったり、めんどくさがらずしっかりと水気を取ったり、使い終わった包丁を毎日『お疲れさま』と磨いだり、お気に入りの器を大切に保存したり、食卓にお花を飾ったり、素敵な音楽をかけたり。
当たり前のことなんだけど、そういう基本的な事が大切なんだろうなーと感じます。
先日行ったアレルギー対応スィーツ教室での一場面。
質問コーナーで一人の参加者が混ぜ方のコツをたずねた。
講師の先生が一通り 技術的なコツを教えてくれた後 『でもね。一番大切なのは…タマゴや粉の気持ちになること。混ぜよう!!!とするんじゃなくて、タマゴと粉に優しく語りかけながら包んであげるの。人間関係でも一緒でしょ(*^o^*)相手の気持ちにたって考え、接する。それが全て上手くいくコツです』
なるほどね!!!
何も考えずにやれば調理がただの『作業』になってしまうけど、感謝の気持ちとか『美味しくなって♪』と小さなひと手間をかけてあげることで作る人も食材も食べる人も幸せな気持ちになる、料理って奥が深いな〜と感動する今日この頃です。